筋肉の赴く方向

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

今回は

筋繊維の方向

について書いていきたいと思います。

大胸筋・僧帽筋など、一口にいってもその筋肉の中でも、動きが違ったりします!

マグロの中に、中トロ/大トロ/赤身があるようなもので、場合によっては全然ちがうじゃ〜ん!

となる場合もあります。
そんな筋繊維の方向に関して書いていきたいと思います!

筋トレをしててうまく鍛えられない、、
リハビリしてるけど、上手に身体を動かせない、、

そんな方の不安が少しでも軽くなるお手伝いができれば嬉しいです!

棘下筋(きょくかきん)

thanks Visible Body

横走繊維
斜走繊維
に分かれます。

腕を外ねじり(外旋)運動時の、それぞれの違い

横走繊維
肩を外に上げれば上げるほど(外転)、使えなくなる。
斜走繊維
肩を外に上げれば上げるほど、働かざるを得ない(横行繊維が動けなくなるから)

参考:肩関節肢位の違いによる棘下筋の線維別筋活動の変化

参考論文より

棘下筋の
・どの部分を痛めているのか
・どの部分を鍛えたいのか
横行?斜行?によって、肩の外転角度が違ってきますね!

三角筋(さんかくきん)

thanks Visible Body

担当する大まかな動き
前部繊維・・屈曲(前ならえ)
中部繊維・・外転(TT兄弟のTの時)
後部繊維
・・伸展(PERFECT HUMANの踊り)

屈曲にフォーカスして、それぞれの繊維がどう働いているのか

参考:肩関節屈曲保持における三角筋筋活動

屈曲90°までは、前部が主に働いて、90°以降は中部後部も働いていく

前部繊維は、特に30°〜90°で強く働きます。
後部繊維は、屈曲という動きには直接は関わってこないのですが、肩甲骨のとの連携(肩甲上腕リズム)で働きます。

僧帽筋(そうぼうきん)

thanks Visible Body

担当する動き

上部繊維・・肩甲骨の挙上(肩すくめる)
中部繊維・・肩甲骨の内転(胸を張る)
下部繊維・・肩甲骨の下制(肩を下げる)

私的なポイントは、上部と下部で、動きが反対側という事!

一口に僧帽筋を鍛える!と言っても、1つの動きで全部を鍛える事は非常に難しいという事です!

大胸筋(だいきょうきん)

thanks Visible Body

担当する動き

上部繊維(鎖骨部)・・腕を持ち上げる(屈曲)
中部繊維(胸肋部)・・腕で押すor腕を閉じる(水平内転)
下部繊維(腹部)・・あげた腕を下げる(伸展)

ここでも注目して欲しいのが、上部と下部の動きの違いです!
上げると下げるで、逆の動きをしているので、細かく狙ってトレーニングをするのであれば、1つのトレーニングではなく、複数のトレーニングをしてあげた方が良いという事です!

大腿直筋(だいたいちょっきん)のサードヘッド

引用:柔整ホットニュース 【第29回:股関節の観察法4】より
thanks Visible Body

足の骨の筋肉である大腿直筋(だいたいちょっきん)は、図にあるように3つのスタート地点があります。

サードヘッドと呼ばれるスタート地点です。

このサードヘッドについては、あったり無かったりします。
出典:Does a third head of the rectus femoris muscle exist?(2006)

この論文によると、83%の確率でサードヘッドが存在していて、その中で5%くらいが片方にしかなかったりしたみたいです。
100人中83人にあって、その中の4人くらいは片方にしかなかった。

ざっくりと、20%の人は、片方しかない、または両方ないという事みたいです。(結構無いな、、)

このサードヘッドの存在意義は、まだ調べ途中のようでこれまたざっくりと「股関節を安定させてるっぽい」という事がわかっているらしいです。

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

最後のサードヘッドに関しては、トレーニングとは全く関係ない部分になってしまいました、、すみません、、

サードヘッドの情報だけだと、如何にもこうにもつまらなすぎると思い、他の筋肉についても書きました。

すこしでも参考になれれば嬉しいです!

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!

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