ゲートウェイ反射
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は
ゲートウェイ反射
について書いていきたいと思います。
非常に硬い回となります。
なるべく小難しい言葉は、使わずにわかりやすく伝わる様頑張ります!
はぁ〜、、身体にはそんな事が起こるのね、、
そんな研究してるのね
と、少しでも思って頂けたら嬉しいです!
参考図書:東洋医学はなぜ聞くのか
アマゾン
出典
北海道大学医学部
世界初!「病は気から」の分子メカニズムの解明
それなんやね〜ん!
ゲートウェイ反射、、、それなんやねん!
ここですよね!
ゲートもウェイも反射も全部、普段から使わないわい!
そういう事ですよね!私もです!
まず、【ゲートウェイ】という言葉の意味は
・閉じてる入り口がおっ広げに
です。
次に、【反射】という言葉の意味は
・意識せずに、勝手に反応してしまう
です。
繋げて、ゲートウェイ反射を簡単に言うと
・閉じてる入り口が勝手におっ広げになる!
と、いう事です!
ゲートウェイ反射ってなに?
神経の働きが免疫細胞に影響を与え、体の特定の場所に免疫細胞が入り込む現象
解説していきます。
免疫細胞(良くも悪くもトゲトゲしたやつ)は、普段は脳みそ・背骨の中などのめっちゃ大切な場所には入れない仕組みが身体の中にはあり、
その仕組みが色んな刺激(ストレス)で、はたらなくなっちゃう。
それがゲートウェイ反射=入り口が勝手におっ広げです。

どんな刺激(ストレス)で起こるの?
3つあって
・重力
・ストレス(精神的、心理的、慢性的なもの)
・炎症
です。
【重力】
重力によって、背骨の中の神経の一部分に免疫細胞が集まりやすくなって、入り口が勝手におっ広げが起きる
「重力ゲートウェイ反射」と、いう
【ストレス】
長い間ストレスが続くと、入り口が勝手におっ広げになり、脳みそのいつ部分の血管の周りに炎症が起きて、その脳みその血管の炎症のせいで、胃袋と腸・心臓に病気が起きやすくなる。
「ストレスゲートウェイ反射」と、いう
【炎症】
身体の一部で起きた炎症が、神経を通じて別の場所に広がる、入り口が勝手におっ広げになる事でもう片方の関節も炎症が起きる。
「遠隔炎症ゲートウェイ反射」と、いう
この様な、刺激(ストレス)で入り口が勝手におっ広げが起こってしまう事がわかっています。
ストレスと炎症は、発生の仕方が似てるな〜と感じました!



ゲートウェイ反射の仕組み
ものすごく簡単に仕組み、流れを書きます。
神経への刺激(重力・ストレス・炎症など)
↓
血管の変化(神経の刺激で、血管の壁が炎症)
↓
免疫細胞の侵入(脳みそ、背骨に入り込む)
↓
炎症や病気が発生(入ってきた場所で炎症)
ざっくりとこの様な流れです!
ゲートウェイ反射と鍼灸の関係
この研究をされている村上教授は、鍼灸師というわけではありません。
ですが、このゲートウェイ反射による病気をどうにかしたい!
と、考える中で鍼灸の効果、そのメカニズムに関心を持たれた様です。
具体的には、
・経皮的耳介迷走神経刺激
・taVNS
・transcutaneous auricular vagus nerve stimulation
・トランスキュタニアス・オーリキュラー・ヴェイガス・ナーブ・スティムレーション
に注目されました。
ナメんなぁぁ!!
すみません、、取り乱しました、、
taVNSを簡単に言うと
「耳を電気でピリっとさせて炎症を抑えようぜ!」
って事です。
この耳ピリは、鍼灸のツボからきている施術の1つです。
この研究の意義
神経と免疫の関係が病気の発生にどう関わるかを解明しよう!
そして
・ストレスを軽減する事で病気を防ぐ方法を見つける
・炎症をコントロールする治療法を見つける
ここを目指している!
私は、本からこの研究を知って、村上教授の目的だったり、鍼灸との関係性だったりにロマンを感じましたし、何よりこれが形になったら、やっぱり
笑顔になる人増えるな〜!!!
って感じました!
村上教授とスタッフさん達かっこいいです!
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
だいぶ長くなってしまいました、、笑
いや〜ロマン感じましたね!
私は現場にしか居れませんが、
・患者さんの精神的ストレスを軽減する
この点に関しては、ほんとのほんとの遠くからですが、この研究のお手伝いができるのかなって思えました!
第一に患者さんに貢献する、それがつながって、こういった研究へも貢献できていたらより嬉しいですね!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!