付加価値のつくりかた
本を読みました!
こんにちは! 院長の斉藤です。
この院長日記では、自分の思った事、感じた事をそのまま書いていくよ! の日記です。
かなりの駄文になる事を先に謝っておきます。すみません。
と、言う事で「付加価値のつくりかた」という本を読みました。整骨院で雇われている時にこの付加価値というテーマで話し合った事があるのですが
正直、よく理解していませんでした。
今、独立開業してこの付加価値をもう一度自分の中で定義して、「自分は患者さんにこれを提供している」を確かめたかったのでこの本を読みました。
価値とは?
それは「患者さんが感じるもの」
これが答えです。ものすごく当たり前というか、そらそうだろうと言った感じですね笑
患者さんが「良くなった」と感じれば良くなっているし「悪くなった」と感じれば悪い。
ものすごく単純です。
ですが、私も含めて多くの人がしている勘違いが、「自分がいいと感じているから、相手もいいと感じているだろう」です!
私の業界で言うと、
・ものすごくたくさんの医療論文を読んだ
・何十万もかけてセミナーに通って手技を学んだ
・数年かけて、秘伝の施術を習った
・これまで100回良くする事ができたのだから、次の患者さんも良くできる
こんな発想になっている人が多いです。私もそうですし、これからも気を抜いたらきっとそうなります。
でも、これらの事は明日初めて来院される患者さんにとっては何の関係もない事なんです。
なぜなら、初めて来院される患者さんの抱えている問題は、世界で唯一のオリジナルの問題だから、どこの誰とも違うんです。
そして、その患者さんが何をどう感じるかも、どこの誰とも違うんです。
価値とは、「患者さんが感じるもの」これが基本のキ、大原則なんです。
これを忘れたらそこで試合終了です。 ホッホッホ
付加価値はニーズが源泉
このように、付加価値は3つの層に分けて考えられる。
そしてニーズが付加価値の源泉になる訳なので、そのニーズ(患者さんが求めているもの)を把握したり、聞き出したりしないといけない。
ここで「私はこの施術が得意だから」「似たような症状の人はこの施術をした」「前の人はこんな感じを求めていた」と患者さんの感じる事
求めている事を共有してもらう前に、自分の考えを先行させない事が大切。
顕在ニーズ・潜在ニーズを知ろう
付加価値はニーズが源泉。 そしてそのニーズには「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」がある。
・顕在ニーズ
新しいパソコンが欲しい
牛丼を食べたい
おしゃれになりたい
痩せたい
痛みをとりたい
リラックスしたい
・潜在ニーズ
パソコンで稼ぎたい
肉食べて筋肉をつけたい
あの人にモテたい
モテたい、健康になりたい
旅行に行きたい
疲れを忘れたい
【顕在ニーズとは】
患者さんが頭の中で期待している。欲している
「明確に」意識しているニーズの事
【潜在ニーズとは】
患者さん自身が「はっきりと気づいていない」ニーズ
普段は意識していないけれど、他人からの質問や体験などをきっかけににして
「実は欲しかったんだ」「こんなことしたかったんだ」と感じるニーズ
この画像の様に、私が提供する施術で患者さんが感じるものが
「腰の痛みが取れた」のみであればまだまだ私は足りないと感じてしまいます。
その先の、潜在ニーズである
「何も気にすることなく孫を抱っこできた」
「思う存分娘夫婦たちと旅行を楽しめた」
このニーズまで患者さんと一緒になって叶える事ができたら、いいなって
嬉しいなって思っています。
そうすればきっと施術に価値を感じてくださると思うし、笑顔をサポートできると思うし、その患者さんの生活を応援できると思うんです。
施術を重ねて、この最大限まで患者さんのニーズに応えられるような
そんな施術を積み重ねていきたい!
そこのレベルを常に目指していきたい!
まとめ・感想
価値とは、「患者さんが感じるもの」
付加価値の源泉は「患者さんのニーズ」
ニーズには、「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」がある。
これまでは、感覚的に患者さんに痛い・つらいが無くなる以上のものを提供したいと考えていました。
でもそれではまだまだ足りなかったんだとこの本を読んで感じました。
患者さんの潜在ニーズを把握する。掘っていく、共有する。
その上で、最適な施術を行う。
それができてこそ、より価値を患者さんに感じて貰えるんだと思います。
ここまで読んでくださった方ありがとうございます!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康とハッピーを全力で応援しています!