仙腸関節のざっくり概要
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です。
今回は仙腸関節について書いていきたいと思います!
この仙腸関節って言葉は、腰痛を抱えている人はなんとなく聞いた事がある人もいるかと思います。
なんだかわからない仙腸関節を、少しだけ知ってる仙腸関節!
になる一助になれれば嬉しいです!
仙腸関節ってどこのなに?
背骨の根本! まず、この認識で100点満点です!
仙腸関節は【仙】骨と【腸】骨との【関節】なので
【仙腸関節】です。
【仙骨】
【腸骨】
青い線が【仙腸関節】です。
仙腸関節の動き
この関節は、動かない関節と言われていましたが、現在では数ミリは動く関節という認識になっています。
動いても数ミリなのですが、それでも身体の「土台」な訳ですから、その影響は少なくありません!
実際にどんな動きをするのか、まず関節面を見ていきましょう!
この緑が薄くなっている部分が、関節面です。
(でっかい骨盤がくっついているのに、案外と小さいんです。)
そして、仙腸関節の動きに関しては、2種類の動きがあるとされています。それが
・ニューテーション(うなずき運動)
・カウンターニューテーション(起き上がり運動)
(※ワンピース読者には、カウンターニューテーションはボアハンコック運動と伝えています。)
・ニューテーション(うなずき運動)
・カウンターニューテーション(ボアハンコック運動)
この動く幅も、数ミリ〜数センチ(端っこで)と言われています。
この仙腸関節の動きに合わせて、骨盤(腸骨)も動くとされていています。
ニューテーション時の腸骨の動き
カウンターニューテーションの時の腸骨の動き
この腸骨の動きが
・骨盤周りの筋肉が余計に疲れる
・逆に筋肉にうまく力が入れられない
・神経を圧迫してしまう
などの、症状に繋がっているのではないかと、考えられています。
関連痛について
関節が傷ついているなら、そこが痛いんじゃないの?
そう!私もそう思います!
ですが、この仙腸関節は、場所が非常に厄介で背骨の終点に存在しています。
そしてその背骨の中は、神経が通っているのです。
地下トンネルに電車が通っている感じです。
その背骨から出た神経が、この仙腸関節の周りに沢山あるので、
その神経を介して、関節部分だけじゃなく、骨盤周りの様々な部分に痛みが出るんです!
大まかに分けると
・ちょうど仙骨の後ろらへん 8割
・太ももの外側らへん 4割
・コマネチのとこらへん 2割
※複数回答ありのアンケートです。
この様に、仙腸関節に問題あっても必ずしも、関節のある場所が痛いという訳ではないんです。
まとめ
ここまで読んで頂いきありがとうございます!
仙腸関節は、腰痛の患者さんをカウンセリングする上で無視できないものです。
患者さんの感覚、生活の中での辛い動きなどもしっかり聞き、関連痛も考えながら
施術を行っていきます。
やっぱり大切になってくるのは患者さんの感覚で、「痛い」「痛くない」「感じない」「わからない」をしっかり伝えてくださると、必然的に患者さんに対する施術のクオリティーが上がってきます!
yellでは、患者さんの気持ちを1番大切にしています!
感じたそのままを伝えてくださると嬉しいです!
お身体に関して痛みや不安な事がある時には気軽にご連絡ください!
あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援してます!