頭痛を知ろう!

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

今回は頭痛について書いていこうと思います。

頭痛の種類

頭痛は、一次・二次性頭痛に分かれます。
頭痛と言って思い浮かぶ頭痛は大抵が一次性頭痛に分類されます。

・一次性頭痛(明らかな基礎疾患のない慢性的な頭痛)
片頭痛(偏頭痛とも書く)
緊張性頭痛
三叉神経・自律神経性頭痛
(TACsとも群発性頭痛ともいう)

・二次性頭痛(頭頸部に原因疾患のある頭痛)
外傷による頭痛
血管障害による頭痛(くも膜下出血など)
非血管性の頭蓋内疾患による頭痛
感染症による頭痛
精神疾患による頭痛

に大きく分けられます。
鍼灸治療院や整骨院などで治療されるものは、ほぼ一次性の頭痛で間違いないです。

頭痛の神経と血管

この章では、一次性頭痛の中にある片頭痛をより細かく説明していきます。

三叉神経の領域

後頭神経と後頭部の血管の位置

片頭痛の原因は、主に神経とされていて、三叉神経や後頭神経が興奮し、痛みを脳に伝えるとされています。
片頭痛の特徴である「ズキズキする痛み」に関しては、神経のそばにある血管が、副交感神経(自律神経の1つ)の興奮で拡張して、神経を圧迫するからとされています。

簡単にいうと、【血管が太くなってしまって、神経を押す】です。

片頭痛のポイントは
・副交感神経の興奮
・血管の拡張

です。 
薬物療法にしても、鍼灸治療にしてもこのポイントを主に改善して行く事を目的としています。

頭痛治療の選択肢

頭痛の治療は研究、検証を重ねて鍼灸という選択肢がよりポピュラーになってきています。

・2002年 診療ガイドラインに掲載される
標準治療(基本的には投薬治療)のオプションとして
片頭痛・緊張型頭痛への鍼灸が推奨

・2013年 慢性頭痛のガイドラインに掲載
チーム医療の中に、鍼灸師も記載される
引き続き、鍼灸はあくまでオプションとして

・2021年 頭痛の診療ガイドラインに掲載
片頭痛、緊張型頭痛の標準治療の中に、非薬物療法の項目に
鍼灸治療が掲載される
さらに薬剤の使用過多による頭痛の項目にも鍼灸が記載

西洋医学(いわゆるお医者さん)の治療の選択肢の中に
鍼灸が上がってきているんです。

頭痛の診療ガイドライン2021の販売サイトです。
(もちろん、なんの案件でもありません笑)

まとめ

ここまで読んで頂きありがとうございます!

頭痛は辛いです。
まさに痛い時もそうですが、慢性化している場合は
「あぁ、、またくるだろうな、、」
「この時に頭痛がきたら嫌だな、、」

と考えなければいけない、その時もすごく辛いです。。

慢性的な症状でも、患者さんの気持ちと状態に丁寧に向き合って
一緒に改善に向けてのサポートをさせていただきます!

辛いがある時は、いつでも気軽にご相談ください!

あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援してます!

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