経絡シリーズ 5/12 腎経
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は「腎経」についてです。
私自身は西洋医学な思考が基本ですが、このシリーズでは、東洋医学な思考で書いていきたいと思います!
腎経は、腰痛・泌尿器系・妊活など
わたしの中でも結構使う、ツボグループですね!
呪文&ツボの場所
流注(るちゅう)それすなわち、呪文です。
足の少陰腎経は、足の太陽膀胱経の脈気を受けて、足の第5指の下に起こり、斜めに足底中央[湧泉]に向かい、舟状骨粗面の下に出て、内果の後[太渓]をめぐり、分かれて踵に入る。
下腿後内側、膝窩内側、大腿後内側を上り、体幹では腹部の前正中線外方5分、胸部では前正中線外方2寸を上り、本経と合流する。
大腿後内側で分かれた本経は、脊柱を貫いて、腎に属し、膀胱を絡う。
さらに、腎より上って、肝、横隔膜を貫いて、肺に入り、気管をめぐって舌根を挟んで終わる。
胸部で分かれた支脈は心につらなり、胸中で手の厥陰心包経につながる
これが呪文と言われる。「流注です」
なんでこんなに、わけわかんない感じで書くんでしょうね?
呪文を簡単に言うと
足の裏からはじまって、ふくらはぎの内側、そっから一気にジャンプして、太ももの付け根まで上る。
そこから、おへそのラインの少し横を通って、胸の骨の横まで上る。
太ももの付け根らへんで、枝分かれした方は、膀胱をぐるぐる回って、横隔膜とかも通り抜けて、肺に入ったり、最終的には喉の上、顎の下らへんまでいく。
です!
仲良しなツボグループ
新版 経絡経穴概論より引用
腎経で大切なのは、「膀胱をぐるぐる」すると言う事!
東洋医学・・腎経&膀胱経
西洋医学・・腎臓&膀胱
「これって全く関係なくって、全然違うものを指してるんですよ〜」
それは、無理があります!
2000年前の人も、現代人も、身体の作りは一緒です!
なので、泌尿器と東洋医学で言うところの、腎経・膀胱経は非常に深い繋がりがあります!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
今回の腎経、それに伴う膀胱経は非常によく使うツボグループです!
【腰痛】【泌尿器】といったなかなかに大きいワードに対して、2000年前から使われているので、私もしっかりその経験知から、目の前の患者さんに還元していければと思っています!
委中とよく使うな〜笑(膀胱経だけど、、笑)
おわり
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!