経絡シリーズ 7/12 大腸経

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

今回は「大腸経」についてです。
私自身は西洋医学な思考が基本ですが、このシリーズでは、東洋医学な思考で書いていきたいと思います!

大腸経は、消化不良、腹痛
ざっくりとお腹の症状が出ている時によく診る経絡です!

呪文&ツボの場所

流注(るちゅう)それすなわち、呪文です。

手の陽明大腸経は、手の太陰肺経の脈気を受けて示指外側端に起こり、示指外縁をめぐって、第1、第2中手骨間の手背側[合谷]に出て、長・短母指伸筋腱の間[陽渓]に入る。

前腕後外側(長橈側手根伸筋と短橈側手根伸筋との間)を上り、肘窩横紋外側[曲池]、上腕後外側、肩を上り、[大椎]に出る。
[大椎]から大鎖骨上窩を下り、肺を絡い横隔膜を貫いて大腸に属す。

大鎖骨上窩で分かれた支脈は、頭部を上り、頬を貫き、下歯に入り、かえり出て口をはさみ、人中で左右交差し、鼻孔をはさんで、鼻翼外方で足の陽明胃経につながる。

これが呪文と言われる。「流注です」

【ポイント】
・合谷
・下歯に入り

合谷(ごうこく)と言うツボは聞いたことがある人もいると思います。
「頭痛 ツボ」とかで検索するとオススメされるツボです!

そして、「下歯に入り」とあるように、歯の痛みにも使用するツボグループです!
下の歯の痛み・・大腸経・・合谷
上の歯の痛み・・胃経・・足三里
が、鍼灸師の中で定番のツボとなっています!

新版 経絡経穴概論より引用

呪文を簡単に言うと

人差し指の先から始まって、気をつけ!した時の腕の外側を上っていって、首の横からくちびる、鼻の横に終わる。

首らへんで、枝分かれして、肺でグルグルして、横隔膜を貫き、大腸につながる。

仲良しなツボグループ

大腸経
肺経

こうやって図を見比べると、近いラインなので、中のいいグループなのかな〜と感じますよね!

鍼灸師は「肺・大腸」なんて言い方をします。
これは、表裏で繋がっているからセットだよね〜!みたいなイメージです。

東洋医学に重心を置いて施術する先生は、その当たりをしっかり考えて施術を行っています。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます!

今回の大腸経ですが、私は肩の痛みや、肩こりでよく使用しています!
ツボの流れ的に、もろに肩関節に関係していますし、パイオ(シールの鍼みたいなやつ)との相性も非常にいいと感じています!

あと、自分が下の歯が痛くなった時は、やたらと合谷を刺激していました。
心なしか効いたような気が、、しなくも、、ない、、

といった感じです!
皆さんも歯が痛くなった時、ロキソニンを飲めなかった時には、合谷はオススメです!

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!

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