経絡シリーズ 8/12 小腸経
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は「小腸経」についてです。
私自身は西洋医学な思考が基本ですが、このシリーズでは、東洋医学な思考で書いていきたいと思います!
小腸は、下痢、血尿など
ざっくりとお腹の症状が出ている時によく診る経絡です!
呪文&ツボの場所
流注(るちゅう)それすなわち、呪文です。
手の太陽小腸経は、手の少陰神経の脈気を受けて小指内側端に起こり、手の内側、前腕後内側、尺骨神経溝[小海]、上腕後内側を上り、肩関節に出て、肩甲骨をめぐり、肩上から、大鎖骨上窩に入り、下って心を絡う。咽喉、食道をめぐったのち、横隔膜を貫いて胃に至り、小腸に属する。
大鎖骨上窩で分かれた支脈は頸をめぐり、頬に上り、外眼角に至り、耳の中に入る。
頬から分かれた支脈は、鼻を通って内眼角に至り、足の太陽膀胱経につながる。1
これが呪文と言われる。「流注です」
呪文を簡単に言うと
小指の先っちょから始まって、小指の甲を上っていって、脇の後ろにいく、そこから肩甲骨をジグザグして、肩の上から、首に行って、顔の横、耳の前にいく
肩の上で枝分かれして、のど、食道を通って、胃について、小腸まで伸びる。
仲良しなツボグループ
新版 経絡経穴概論より引用
小腸経の中の良いツボグループである「心経」は、東洋医学的に「熱」を送る機能があります。
心経のブログでも書いたのですが、その熱が強すぎると、小腸経まで悪い影響を受けます。
小腸経「今日の、心経から送られてくる熱はちょうどいいな〜」
小腸経「やる気でるな〜 調子整うわ〜」
その頃心経は、、、
心経「アカン、、めっちゃイライラしてきた、、」
心経「アカン、、抑えられん、、イライラするぜ〜オラ〜〜」
小腸経「!!! 心経からの熱が、、あっっちぃぃーーー」
小腸経「熱すぎる、、 うまく調子も整えられない、、」
小腸経「仕事の1つである、食べた物を水穀の精微と糟粕(すいこくのせいびとそうはく)に分けられない、、」
その結果、下痢になる。
と、いった流れです
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
小腸経は、東洋医学的な使い方より肩の症状の時によく使います!
この様に、小腸経は肩甲骨周りにびっしりツボがあるので、四十肩・野球肩・凍結肩の様に強めの痛みが肩にあって、運動療法があまりできない、、
なんて時に、遠隔治療として前腕のツボを使う事もありました!
私にとって肩の施術をする上で、重宝しているツボグループです!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!