片頭痛(偏頭痛)について
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です。
今回は、日本の悩みの種と言ってもいい、「頭痛」についてです。
特に片頭痛にフォーカスを当てて書いていきます。
現在、片頭痛で悩まれている方、ご家族や大切な方が片頭痛で辛そうにしている、、
そんな方の気持ちが、少しでも楽にすこしでも楽になれば嬉しいです!
頭痛と肩こりの関係
結論から
緊張性頭痛は、肩こりが原因
片頭痛は、肩こりが原因ではない
です。 もう少し詳しく書いていきます。
片頭痛に関しての、肩こりは結果である。
片頭痛が発生(中枢性感作、、脳みそが刺激されると言う意味)
↓
三叉神経・上位頸神経に伝わる(顔らへんの神経と、クビ、カタらへんの神経)
↓
上位頸神経から、筋肉に伝わる
↓
その結果、肩こりが発生する!
↑この図は、片頭痛の48時間前に、
・強く感じた自覚症状
・「そういや、こういう事たくさんやったかも」という行動
をヒヤリングして、統計を取ったものです。
女性が1番強く感じた自覚症状は「肩こり」でした!
※片頭痛の男女比は1:4で女性が多いです。
投薬と鍼灸の比較
3ヶ月では、鍼灸施術の方が症状が少しよくなる。
6ヶ月では、投薬・鍼灸でそんなに差はない。
この研究結果を、日本語にしてまとめたのが
右の画像になります。
3ヶ月では、(0〜10の痛みの評価 0・全く痛くない 10・耐えられない痛み)
・投薬グループの痛みの大きさは 3.8
・鍼灸グループの痛みの大きさは 3.2
6ヶ月では、
・投薬グループ 3.4
・鍼灸グループ 3.1
となり、3ヶ月ではより鍼灸施術の方が痛みを軽減する事ができる。
という研究結果でした。
鍼灸施術のポイント
前章の研究では、どんな施術をどのくらいの期間していたのか?
【施術の狙い】
三叉神経と上位頸神経へのアプローチ!
【期間】
3ヶ月で10回〜15回の施術(おおよそ、週1を3ヶ月)
でした。
どこに鍼灸を行っていくのかと、【狙い】の所で書いた神経がある部分です!
それは、顔・首肩です。
thanks Visible Body
このあたりを中心に鍼灸施術を行っていきます。
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
ある研究で、頭痛は痛くなっている時よりも、痛くない時の方が、生活の質が低下している。と言う結果が出ています。
それはなぜか?
・楽しみにしている旅行中に「痛くなったらどうしよう、、」
・家族との楽しいイベント中に「痛くなったらどうしよう、、」
・大事な仕事の前に「痛くなったらどうしよう、、」
と、痛みが来るかもしれないという不安・恐怖を強く感じるからです。
その辛さは計り知れません、、
頭痛は単純なケガとは違い、生活リズム、仕事、家庭と色々な外的要因が重なっている事も多いです。
そんな中、鍼灸はその辛さを軽減できる力があると、私は考えています。
研究・論文が全てではありませんが、少しでも患者さんの辛さを減らせる施術をしていきます!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!