正経十二経脈(せいけいじゅうにけいみゃく)

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

正経十二経脈、、いかにも凄そうな名前、、ちょっとカッコいい!
でも答えは単純です。

【気の流れの道路】

と、言うだけです。

鍼灸の施術でもっともよく使われる考え方・ツボの集まりです。

どんな役割があるの?


気と血の流れを調整
臓腑との連携
陰経と陽経のバランス

の為に、この道路(十二経脈)があります。

読むのをやめないで〜

もっと簡単に言うと、
【身体のエネルギーをグルグル回して、健康に保つ為の道路】


東洋医学っぽく言うと


【陰と陽、内と外、全身のバランスを保ち、気と血の流れを調整するための道路】
です。

どんな種類があるの?

大きく分けて【陽経】 【陰経】の2つがあります。

【陽経】・・身体の表面、外部とつながりが強い
【陰経】・・内臓の働き、内部とのつながりが強い

東洋医学っぽい感じにすると

【陽経】・・六腑・・胆-小腸-胃-大腸-膀胱-(三焦)
【陰経】・・五臓・・肝-心-脾-肺-腎-(心包)

日本国際薬膳師会さんのHPより

この様に、【陽経】 【陰経】とで、つながり合っています。
この図を見て「連携してたり、バランスを取り合ってるんだな〜」と感じて頂ければ嬉しいです。

もう1つ詳しく

【三陰三陽】
【臓腑の表裏】

について、すこし書いていきます。

【三陰三陽】とは、名の如く
3つの陰、3つの陽があると言う事です。

陽経:陽明・太陽・少陽(ようめい・たいよう・しょうよう)
陰経:太陰・少陰・厥陰(たいいん・しょういん・けついん)

【臓腑の表裏】とは、東洋医学的な内臓にもオモテウラがあり
それぞれが仲良く協力しあって、身体を健康に保ってくれていると、言う事です。

【陽経】・・六腑・・胆-小腸-胃-大腸-膀胱-(三焦)
【陰経】・・五臓・・肝-心-脾-肺-腎-(心包)

臓腑の表裏
三陰・三陽

正経十二経脈の12という数字は、【三陰三陽】【臓腑の表裏】【手足】の組み合わせの総数です。

手の三陽・・太陰「肺」少陰「心」厥陰「心包」
手の三陰・・陽明「大腸」太陽「小腸」少陽「三焦」

足の三陽・・太陰「脾」少陰「腎」厥陰「肝」
足の三陰・・陽明「胃」太陽「膀胱」少陽「胆」

3つが4種類あるので、3×4=12
これで、【正経十二経脈】となります。

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

この表裏だったり、陰陽、そして臓腑まで覚えるとなると、かなり大変だと思います。
私は苦労しました笑

おおまかに、協力しあっているんだな、ペアがあるんだな! このくらいの感覚でも十分に東洋医学を意識できると言うか
理解として十分だと思っています。

ここまで読んでくれていると言うことは、すこし東洋医学に興味があるのかなと!嬉しい気持ちです!
ありがとうございます!

おわり

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!

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