TFCC(三角繊維軟骨複合体)損傷
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回はTFCCについて書いていきたいと思います。
簡単に言うと「手首の痛み」です!
このTFCCをわかりやすく解説できればと思います。
ティーエフシーシーそれ何?
三角繊維軟骨複合体損傷、、、、
ふざけんな!と
舐めてんのか!と
覚えさせる気ないだろ!と
当時の私は、深く憤りを感じていました。
もっと簡単にいきます!
「手首の小指の根本のクッション材が、何がしかの影響で痛くなった」
これが三角繊維軟骨複合体損傷(TFCC)です。
三角繊維軟骨(小指の根本にある三角形のクッション材)
複合体損傷(そのクッション材の近くにあるモノも含めて、傷んだ)
と言う事です。
なんでなるの?
結論から【小指側に体重をかけ過ぎると】です。
橈側は、骨と骨が近い位置にあるので、関節が安定しています。
尺側は、骨と骨が遠い位置にあるので、関節が不安定です。
この不安定さを改善する為に、三角のクッション材(三角繊維軟骨)があります。
それでもやはり橈側よりは、圧力に弱いので、
・ベンチプレスで小指側に力込めてやる
・転んで手をついた時に、小指側を強く打つ
・テニス、野球、ゴルフなど握る系スポーツをやる
などで、三角のクッション材の何がしかが傷んでしまうのです。
どうしたらいいの?
ここも結論から【痛い動作をしないようにして、治るまで休む】です。
いわゆる、保存療法と言われるモノです。
「いや、それ以外の具体的な施術を考えろよ!教えろよ!」って声が聞こえてきます、、
その通りですよね、、笑
ですが、この損傷は「複合体」となっているように、正確に、明確に「「ここが原因だぁぁ〜」」と判断しにくいんです、、
なので、
・なんか小指側が気になるんだよね、、
の初期状態か
・フォーム編集
の根本原因の改善
が、最大の治療になります。
実際に、手を当てて施術するとなると、この図のように、
・月状骨
・有頭骨
の動きを改善する。
が答えとなります。
このように、手首を曲げると言う動きは、この二つの骨の位置だったり、連動が大きく関係しているので、ここを改善させる事で、TFCCへの負担も減らし、痛みの軽減を狙っていく
と、いう施術を行います。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
三角繊維軟骨複合体損傷、その名もTFCC、、
誰が覚えるねん!と、憤った学生時代、
このブログで私自身、その時の溜飲を降ろせた気がします。
読んでくださった方の、手首の痛みへの不安が少しでも減っていたら嬉しいです。
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!