筋肉を緩める(神経抑制について)
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は
相反抑制
自己抑制
について書いていきたいと思います。
今回はいつもに増して、患者さんが覚える必要のない知識になります。
「筋肉が緩む仕組みを知りたい!」
「治療院のやつらは何をやっとるんや!」
と、気になっている方は読んでいただけると嬉しいです!
リハビリとか、筋肉を緩める為の手段の1つ、として使っている知識になります。
相反抑制とは?
反対側(相反)の筋肉を緩める(抑制)ゼ!
と、いう身体の仕組みです。
キーワード
・筋紡錘
・1a神経線維
・介在ニューロン
・α運動ニューロン
相反抑制が起こる流れは↓↓こんなイメージです!

筋紡錘(筋肉の中にあるセンサー)
どんな時に使ってるの?
私は、患者さんの緊張が取れなくて、筋肉をご自身で弛緩できない時に使います。
わたし「力抜いてくださいね〜」
患者さん「わかりました! ッッッッッ」
わたし「○○さん ゆっくり呼吸して力抜いちゃって大丈夫ですからね〜」
患者さん「わかりました! ッッッッッッ」
と、言う時に使っています。
施術を受けると言うことに全ての人が慣れているわけではありませんので、そんな時にこの手法は使います!
自己抑制とは?
この筋肉(自己)を緩める(抑制)ゼ!
と、いう身体の仕組みです。
キーワード
・腱紡錘
・1b神経線維
・介在ニューロン
・α運動ニューロン
・アイソメトリック収縮
自己抑制はこんなイメージです!

腱紡錘(腱の中にあるセンサー)
どんな時に使ってるの?
こちらの方が、よく使います!
・アイソメトリック収縮を使う方法
ギューっと力を入れてもらって、押し合い状態を作り、対象の筋肉を緩めます。
ストレッチのタイミングでも使用します。
・直接、腱紡錘を刺激する
マッサージや、鍼で腱付近を刺激して、その対象の筋肉を緩めます。
う〜ん、わかりにくい、、
この知識は、国家資格を持っている人間でも、しっかりと説明できない人は結構います、、笑
私も、学生時代は覚えるのに苦労しました、、
今回、新たにまとめるために検索して、驚くほどわかりやすい動画を発見したので、載せておきます!
いずれも専門家用の動画ですので、そう言った意味ではわかりにくいですが、興味のある方は見てみてください!
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
この筋肉を緩めるという行為。
我々セラピストでは慣れ親しんいすぎて、深く考えずにやっている人もいるのが現実です。
しかし、【筋肉を直接マッサージする】それ以外にもたくさんの方法があります。
・患者さんが緊張している。
・症状的にうつ伏せになれない。
・神経が興奮している。
たくさんの状況があり、同じ患者さんでも毎回毎回状態は違ってきます。
たくさんの患者さんに対応できるように、筋肉を緩める1つ取っても、さまざまな手法を用意していきたいですね!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!