筋肉の収縮様式
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は筋肉の収縮についてです!
・トレーニング始めてみたい人
・怪我をしてリハビリ中の人
そんな方の正しいトレーニング・リハビリにつながるお手伝いになれれば嬉しいです。
まず全体像から
今回は、色枠のついた3つについてです!
力を入れてジッとする運動
等尺性収縮(アイソメトリック)
これは、筋肉の長さが変化せずに、張力のみが変化する運動です。
こうやって、言葉で説明されると途端にわかりにくくなるのですが、
・ジッとする
・重いもの持って耐える
・壁を押す
の様な運動は全てこれです。
リハビリでは、最初に行う運動です。
関節を動かさずにできるので、たとえば
・膝の靭帯の手術をした
・関節の置換手術をした
など、「関節は動かしたくないけど、筋肉も必要以上に衰えさせたくない」場合に効果的です。
ダンベルを持ち上げる運動
求心性収縮(コンセントリック)
これは、筋肉が短縮しながら力を発揮する運動です。
力コブを作る運動がまさにそうです!
この運動からは「関節が動く」運動になるので、動的な収縮と分類されてきます。
筋肉・関節への負荷は静的な収縮よりも高く
リハビリでは、中期に行う運動です。
(ちなみにこの運動では、筋肉のパワーを最大でも90%程しか使えません。)
ダンベルを置く運動
遠心性収縮(エキセントリック)
まず、名前がかっこいい!それが第一印象ですよね!
これは、筋肉が伸びながら力を発揮する運動です。
この伸びながらという部分が難しいですが、単純に【1番パワーが出る運動】とイメージしてしまうのがおすすめです。
どのくらいパワーが出るのかというと
【最大パワーの120〜150%】
です!
20kgのダンベルは持ち上げられない。
でも
30kgのダンベルは置く事はできる。
そのくらいパワーがでる運動です。
そして100%を超える運動なので、怪我のリスクな格段に増してきます。
もう一度、全体像
トレーニングでは
・ジッとする運動、負荷/小 関節/動かない
・ダンベル持ち、負荷/中 関節/動く
・ダンベル置き、負荷/大 関節/動く
リハビリでは
・ジッとする運動、初期、安全
・ダンベル持ち、中期、まぁまぁ安全
・ダンベル置き、後期、ぜんぜん安全じゃない
こういったイメージです!
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
この筋肉収縮を覚えておけると、ご自身でリハビリやトレーニングをする時の「っあ 今これくらいの負荷をかけてるのかな?」とイメージできるかなと思います!
もちろん、わたし達のような専門家に聞くのが1番ではありますが、ご自身でリハビリ・トレーニングをしてあげる事も大切です!
ケガをしないよう、ケガを早く治せるよう、と思っている方の参考になれれば嬉しいです!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!