ビヨ〜ンと筋肉を伸ばす! それは正解?

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

今回は

スタティックストレッチ
(ビヨ〜ンと伸ばすストレッチ)

について書いていきたいと思います。

いわゆる一般的に想像するストレッチがこのスタティックストレッチだと思います!
このストレッチのタイミングだったり、効果だったりについて書いていきます。

ストレッチって何の効果があるの?
いつやれば良いの?

と、感じている方の助けになれれば嬉しいです!

今回のブログの参考論文
ウォームアップとしてのスタティックストレッチがパフォーマンスに及ぼす影響
スタティックストレッチングが神経─反射機構へ及ぼす影響

ジャンプ力を測ってみた!

ビヨ〜ンと伸ばすストレッチって、運動前にするのはどうなの?
「パフォーマンス下がるよ!」
「いや、むしろ上がるよ!」
「え?影響ないって出たけど、、」

結局どないやねん!

と、思ったのかどうかはわかりませんが
2015年の論文です。
健康な人を12人集めて、ジャンプ力を測ってみました。

・太ももをビヨ〜ンストレッチするグループ
・10分間イスでじっと座っているグループ

で、ジャンプ力にどんな差が生まれるのか?

ストレッチ後:ジャンプ力は平均13.2mm低下
安静後:ジャンプ力は平均24.5mm低下

【結論】
どっちもパフォーマンスは下がるけどジッと座ってるよりはマシです。

筋肉の反応、ふらつき

もう一つの論文(2015年)では、
・膝を叩くとピクっとなる反応
・片足で立った時のふらつき具合
※ついでに体の柔らかさも測定!

この2つを
・ストレッチする前
・ストレッチした後

で、比べてみてどうなったのか?

【結論】
ストレッチした後
・ピクっの反応は遅くなったし
・ふらつきやすくなったし

と、言うことです。

私なりの結論

2つの論文を解説して、

【結論】
どっちもパフォーマンスは下がるけどジッと座ってるよりはマシです。

【結論】
ストレッチした後
・ピクっの反応は遅くなったし
・ふらつきやすくなったし

なるほど、どうやら
・パッ、シュッ、ズバッ、ギュッ
と、いった動きはしにくくなってしまう、、っぽい

事がわかりますね!
「っぽい」と言うのはこの研究、論文もサンプル数が少ないからサンプル数が多くて、より確度の高い結論というのは↓↓こんなイメージです!笑

ジャンケンで
1/1で勝った人
10/20で勝った人
100/110で勝った人
どの人がジャンケン強いって思います?
100/110で勝った人←この人だと思いません?

ボーンくん

話がそれましたね、、
メインに戻して

素早い動きはしにくくなってしまうけど
・柔軟性を上げるには良い効果がある。
・そして、ジッと座っているよりはマシ
と、わかったので

【私なりの結論】
ビヨ〜ンストレッチは、運動前は適さない!
デスクワークなどが多い人は、ビヨ〜ンとさせると身体を硬くする予防になる

です!

それは、何となく理解してたわい!!

私も同じ事を思いました!
ですが、その事実をなんとなく理解しているのか、ある程度の事実と科学的根拠をもって理解しているのかでは、アクションの仕方って変わるのかなって思っています!

まとめ

最後まで読んでくださってありがとうございます!

ビヨ〜ンストレッチは、私は積極的に患者さんに勧めています!
単純に気持ち良いものでもありますし!笑

その効果、場面なんて、私のような専門家がしっかりと把握していれば良いだけで、患者さんご自身がめっちゃしっかり理解しないといけない事はありません!

でも、少しでもご自身のお身体に意識を向けていただいて、少し意味もわかった上でストレッチなどもやれると違うのかな〜と思ってます!

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


症例

前の記事

関節リウマチ
症例

次の記事

PNFの効果