経絡シリーズ 4/12 脾経
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は「脾経」についてです。
私自身は西洋医学な思考が基本ですが、このシリーズでは、東洋医学な思考で書いていきたいと思います!
脾経は、食欲不振だったり、便が弱い(しっかりとした元気なウンチじゃない)時によく使われます。
ざっくりと胃腸が悪い時によく診る経絡です!
呪文&ツボの場所
流注(るちゅう)それすなわち、呪文です。
足の太陰脾経は、足の陽明胃経の脈気を受けて足の第1指内側端に起こり、表裏の境目に沿って内果の前を通り、脛骨の後ろに沿って下腿内側を上り、足の厥陰肝経と交わって前に出て、膝を経て、大腿前内側を上る、腹部では全正中線外方4寸を上りながら、任脈、胆経、肝経、に交わった後、脾に属し、胃を絡う。
さらに、横隔膜を貫き、胸部では全正中線外方6寸を上り、外に曲がって側胸部中央[大包]に至る。
さらに、上に向かい[中府]を通り、食道をはさみ、舌根につらなり舌下に広がる。
また、上腹部より分かれた支脈は、横隔膜を貫き、心中で、手の少陰心経につながる。
これが呪文と言われる。「流注です」
もう、文は一文字読まなくていいです! 画像を見てください!
呪文を簡単に言うと
足の親指から始まって、スネの内側、太ももの内側よりの前を通って、お腹に行く。
おへその上くらいから、もうちょっと横にズレて、脇の下、気をつけをしたら見えなくなる所でゴールする。
その一方で、みぞおちくらいで枝分かれして、横隔膜を突き破って、胸の真ん中くらいで、手の少陰心経につながる。
仲良しなツボグループ
新版 経絡経穴概論より引用
もうどっちがどっちか、わかりませんね、、笑
そのくらい仲が良いという事です!
なんとなく、どちらもお腹を通っているんだな。
と感じていただければ、「食欲不振」「うんちが元気ない」時に使うよって、言われるとイメージできるかな〜と思います!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
冒頭でも書いたように私は、東洋医学は施術の基本に置いていません。
でも、確かに東洋医学でアプローチできる症状は存在していますし、東洋医学の引き出しが合ったことで、患者さんに良い変化を感じて頂けたこともあります。
こうやって、東洋医学を再確認することも良いですね!!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!