ペダルと股関節
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は
ペダリングと股関節周りの筋肉の関係
ついて書いていきたいと思います。
ロードバイクで身体を鍛える上で、
足を鍛えるの?
お尻を鍛えるの?
なんか体幹が大切だって聞いたぞ?
など
具体的に、どの筋肉がどのくらい大切なんだ?と感じている方の参考になれれば嬉しいです!
今回は股関節周りに注目
ペダリング動作に関わる筋肉は、現在も多く研究されています!
今回は、股関節周りの筋肉に注目して、書いていきます!

この図のように、骨盤についている筋肉についてです。
研究した筋肉
・脊柱起立筋
・大臀筋
・中臀筋
・大腿筋膜張筋
・半腱様筋
・外腹斜筋
・腹直筋
覚える必要はありません!
(好きな人は覚えましょう!笑)
どんな調べ方をしたの?
【自転車の負荷】
軽い・普通・重い
【ペダルの回転数】
ゆっくり・速い
この条件をそれぞれ組み合わせて、どの筋肉がどのくらい活躍してるのか?をエルゴメーターという機械で計測する。
と、言った感じの研究です。

さっき書いた筋肉たちにペタペタと表面筋電図(筋肉がどれだけ頑張ったかわかる機械)を貼り付け、計測!
結果はどうだった?
筋肉の働き(%RFEMGという値で表します)はこんな感じでした。

・意外だったと感じた点
腹直筋: 最大で約80%も使われる!
外腹斜筋: 最大で約74%!
大殿筋: 最大で約46%!
いわゆる、足の筋肉じゃなくて、お腹の筋肉がすごい使われているという事!
・ペダルの回転数との関係
回転数が上がると、全ての筋肉の働きが上がった。
・負荷の重さとの関係
ほとんどの筋肉は、重さと比例して働きも上がった。
脊柱起立筋・腹直筋は1.0kp(負荷の単位)→2.0kpへ負荷が増えても、働きは増えなかった。
大臀筋では、2kp→3kpでは増えなかった。
と、いう事は体幹部の筋肉(脊柱起立筋や腹直筋)は重い負荷をやればやるほど、鍛えられる!というわけではなさそう!
そんな考察ができますね!
ちなみにこの研究では、2.0kp・120rpm(回転数)で、腹直筋、外腹斜筋の働きが最大になりました。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
筋肉は大事!
それは直感的にも、知識的にもわかっていて、知っている人は多いと思います!
その先のさらに具体的にイメージする!
どの筋肉が動いているのかを想像する!
このブログが、そんな状態を目指す一助になれれば嬉しいです!
yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!