PNFの効果

こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!

今回は、PNFの効果についてその中でも

神経の可塑性(かそ)

について書いていきたいと思います。

【結論】
神経ってのは、繰り返し繰り返し頑張ると、良くなるよ!

って意味です!
その根拠とPNFの関係を書いていきたいと思います。

かなり細かい内容になってきます。
・リハビリ頑張っているよ!
・近い人がリハビリ頑張っているよ!
そんな方の、不安が和らいだり、肩の荷が少しでも軽くなる一助になれれば嬉しいです!

参考論文
最新の脳卒中リハビリテーション
神経筋促通法(PNF)と筋力トレーニング
片麻痺回復のための促通反復法の理論と効果

神経は賢い!

ヘッブの法則(Hebbの法則)というものがあります。これは、1949年にヘップ兄やんが考えた理論で、

「一緒に発火するニューロンは、共に結びつく」

と、いう理論です。 分けわかんない、、怒

簡単にいうと
「握手する時に、両手で握手した方が、ガッチリ掴める」ですね!

神経は、リハビリやトレーニングなどでたくさん使う(発火)とその神経は結びつきが強くなって、

・新しい事を覚えたり(数学の公式を覚える的な)
・運動をスムーズにできたり

と、神経は使えば使うほど賢くなってくれるのです。それを神経の可塑性(ヘッブの法則)といいます。

東洋大学HPより

PNFの目的

PNF
固有受容器神経筋促通法
プロプリオセプティブ・ニューロマスキュラー・ファリシテーション

↑PNFの呼び方の種類です。

神経と筋肉の動きを活性化して、運動機能を効率的に改善するです。
もっと簡単にいうと

身体の動きをスムーズにするために、筋肉と神経の動きを助けるです。

PNFって?(ぴーえぬえふ)
の記事により詳しく書いてあります!

実際にやる内容としては、
・体操
・エクササイズ
と、言った方がイメージできるかなと思います。

こっちじゃなくて
こっちのイメージです。

突然のCI療法

急になんやねん状態ですが、説明させてください。

CI療法
Constraint-Induced Movement Therapy
コンストレイント・インデュースド・ムーブメント・セラピー 

この両方は、脳卒中などで起こるマヒに対する療法です。

方法の項目だけを抜き取ると
・マヒしてない側に制限をかける(拘束具など)
・マヒしてる側を集中的に訓練(モノを取るなど)
・1日6時間×14日 84時間みっちり!

結構ハードですよね!
これは患者さんの負担も大きいですが、先生側(医者・その他医療従事者)の負担も大きい。

このCI療法も、神経の可塑性(かそせい)を基礎にして行われるリハビリの1つです。

猛特訓とラジオ体操

CI療法とPNF療法
まさにこれは、猛特訓とラジオ体操

前提として、私はどっちがより確実で正しく、どっちが正しくないと言いたい訳ではありません。

どちらも有用と考えています。
これまでの経験では、設備的にも患者さんの症例的にもPNFを使用することが多かったですが、

その、基礎となる神経の法則から考えても、CI療法も「なるほどな!」と感じる部分もすごくあります。

どちらが正しいではなく、患者さんに合った選択肢を!

が、私の判断基準です。

まとめ

ここまで読んでくださってありがとうございます!

今回は、よりニッチな領域だったと思うので、よくわからない部分も多くなってしまったと思います。

読み終わって、なんとなくでも何かイメージが頭の中に残ってくれていたら嬉しいです!
そして、そのイメージがあなた、もしくはあなたに近い方の助けになれる事ができたら嬉しいです!

yell鍼灸治療院は、あなたの健康と笑顔とハッピーを超応援します!

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