東洋医学はなぜ効くのか
こんにちは! yell鍼灸治療院の斉藤です!
今回は、「東洋医学はなぜ効くのか」を読んだ感想を書いていきたいと思います。
院長日記という事にかこつけて、駄文&駄文を書いていこうと思っています、、
【参考文献】
東洋医学はなぜ効くのか
出版:講談社
著書:山本高穂さん、大野智さん
精査してわかりやすく伝える
いきなりですが、この言葉が一番響きました。
もうこれだなって、私が現場に出て、患者さんを担当できるようになって、ぶつかった壁、、
それは、わかりやすく伝えるという事
今もずっと変わらない課題です。
・こんな状態ですよ!
・こーゆー施術をしていきますよ!
・こんな意味と根拠がありますよ!
・こんな体操をしましょう!
小難しい医療の用語、単語、使えば使うほど患者さんの心は離れていく様に感じます。
だって、私自身がそうですもん!
病院にいって、小難しい医療用語で説明されても
「知らねーよ」
って、思います。
なるべく簡単に、患者さんがわかりやすいように。
だって、自分がどんな状態で、何をされて、何が良くなるのか、それを理解できた方が
もっと安心して施術を受けれるじゃん!
と、私が思うからです。
そして、いい加減な事を伝えてしまってももちろんダメですよね。
私の個人的感想なのか、周りの先生から伝え聞いた事なのか、論文から得たのか
そして、その情報の正確性は?
この本にも書いてありますが、
「鍼を打った」
↓
「頭痛が改善した」
↓
「だから、鍼は効いた」
このサンタ理論(3つ「た」が続いているから)では、信頼性としては低すぎる、、笑
正確な情報、でも患者さんにわかりやすい言葉、伝え方
このバランスが課題です笑
それを患者さんが求めている?
前章で、わかりやすく伝えるって事を書いたのですが
ちゃぶ台返しで、「その説明自体や理解したい!を患者さん自身が求めているのか?」
この視点も常に考えています。
わかりやすく説明できている自分に酔っていないか?
自分が理解してるなって思われたいから説明していないか?
その視点も大切だなって感じています。
だって、私自身が施術を受ける側の時に、「いや、説明はいいから早く楽にしてくれ!」と思う事もありますもん!笑
それが正直な気持ちです!笑
話を戻して、本の感想
全体としては、ロマンを感じましたね!
鍼灸は、太古の昔から行われてきた行為ですが、現代の日本においての受療率は約5%
その理由は?
科学でまだまだ解明できていないから
私はそう考えています。
全部を全部、科学で証明できたらいいのかって話でもありますが
それでもより確かなものを、多くの人が症状が改善する方法を、安全に、再現性高く提供する
この行為は非常に大切だと思います。
そして、研究の結果が
「いや、昔からやってたやん!」
と、なったらめっちゃロマンあるな
って思います!笑
昔の人すげぇぇぇ!
人間の感覚ってすげぇぇ!
って、ロマンを感じます。
その一部をこの本から感じれましたし
これからもっと、「昔からやってたやん!」が証明されてくると想像すると、興奮しますね!笑
おもろいですね!笑
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
この本を読んでみて、熱意と興味をもって研究する人たちはすごいなって思いました!
私は研究とかは全然興奮しなくって、やっぱり患者さんと面と向かっているシュチュエーションが好きですね!
研究の結果はしっかりと理解しないとダメですが!笑
この本を読んで、自分なりに理解して、自分の言葉にもしてみて、ブログを書いていきます!
おわり!